【千と千尋の神隠し】"千尋"について軽〜く考察・感想
こんばんは!私です。
カレンダーを見ると、あと20日で2021年になってしまうことに気づきびっくり!1年ってあっという間ですね。
本日は前回に続き2回目となります「千と千尋の神隠し」について私が思うことをかる〜く話していきたいと思います。
今回は"千尋"についてです♪
※軽いネタバレを含みますのでまだ鑑賞してない方は鑑賞後に見ることをおすすめします。
【概要】
公開:2001
監督:宮崎駿
【あらすじ】
主人公の少女、荻野千尋が八百万の神様が存在する世界に迷い込み両親を豚にされてしまう、そこでハクという少年と出会い、両親を人間に戻し、元の世界に帰るために銭湯で働き成長していく
【考察】
荻野千尋は宮崎駿監督が思う現代っ子を表しているように思います。
千尋は冒頭のシーンで両親に引っ越しをしたことの不満を言い両親に頼ってばかりのわがままな一人っ子として表現されています。
これは千尋が両親に過保護に甘やかされて育ってきた現代っ子であることを表しているのではないでしょうか。
しかし神様の住む世界に迷い込み、両親が決まりを破り神様の料理を食べてしまったことで豚にされてしまう。そして千尋は1人で問題を解決しなければならない状況になる。
千尋はハクと出会い湯婆婆に頼んで働かせてもらうように言う、湯婆婆は千尋の頼みを断るが千尋は何度も頼み湯婆婆は激怒する。その時湯婆婆が言う「甘ったれ」「グズ」「泣き虫」「頭の悪い」などの言葉は、宮崎駿監督やその世代が抱く現代の若者に対するイメージなのではないかと感じます。
他にも湯婆婆は千尋の名前を千に変えてしまう。これは社員番号や学籍番号のような人々を番号化して管理している現代社会を表してるように思えます。
【おわり】
千と千尋の神隠しは小さい頃から大好きな映画です。
100回以上は鑑賞しましたが未だに新しい発見がたくさんあり何度見ても面白い映画です!
皆さんも千と千尋の神隠しに関する、小ネタなど知っていたら教えてほしいです☆
それではおやすみなさい!